PERFMANCE(その2)


アーシングシステム(1)


アーシング前

低・中速のトルクアップ、エンジンレスポンス
アップ、燃費向上などに効果ありと言われる
アーシングを施すことにしました。
以前から気にはなっていたのですが本当に効果があるものなのか、素人でも取り付けできるものかと不安もありました。
さっそくオークションで探してみると2.3万円する高級品もあれば、自作のアーシングシステムを5.6千円で販売しているものもあります。

製品自体はケーブル(電線)に端子をつけたものが数本ですから自作するのは簡単?!かも知れません。自作してしまおうかと思ったが、ケーブルや端子だけで数千円、問題なのが端子を圧着する工具がない。この圧着工具が高い!それに一番の問題はアーシングポイントです。電気知識の乏しい私には無理ですね。

結局、オークションで買ったほうが安上がりで車種専用キットにすれば私でもつけられる。という結論に達し、オークションで探しました。

アーシング説明
アースイングシステム

オークションで私のゴルフに合う車種別のアーシングシステムを探しました。5千円ほどのアーシングを買おうと思っていたら凄い掘り出し物を見つけました。
Golf3/Vent2.0L(8V)用という商品です。説明が少ないので写真から商品名で検索して販売元のサイトを発見して適合車種エンジン形式を調べたら私のゴルフにぴったり適合。しかも定価25,000円もする高級品?!それも新品!
商品説明が少ないため他の人に見向きもされずに終了間際に秒札!みごと開始価格で安価に落札できました。出品者さんありがとう。
破格の硬貨3枚・・定価の6%!

システム構成部品はハーネスが3本まとめのものと1本の2種、クランプ、タイラップ、ボルト2本、接点復活剤それに取付け説明書だけです。ハーネスの高効率特殊アース線が売りだそうですが、貧乏な私では定価ではとても買えない高価なアーシングシステムです。アースイングシステムで有名なTIMエレクトロニクスの製品です。

アースイングシステム構成部品
バッテリー

バッテリーは寒冷対策のためか黒いカバーに覆われています。
マイナスのアースのみ触る訳ですから端子を外さなくてもいいと思いましたが、電気作業する場合は基本に忠実に、まずマイナス端子を外し、念のためにプラス端子も外しておいた方がいいですね。
また両端子を外したら端子部分の掃除をしておきましょう。特に緑青などは綺麗に取り除いておきましょう。せっかくアーシングしても端子が汚れていては意味ないですから。

取付け説明書によるとアーシングのポイントは

@シリンダーブロックにある純正アース部分
Aシリンダーヘッドの空きボルト穴部分
Bインマニホールドのシリンダーヘッド取付け部
Cバッテリー台固定ボルトの純正アース部分

以上の4ヶ所が指定されています。なんかポイントが少ないように思いますが、定価で2万円以上とる商品ですからキチッと研究試験されたデータの基で選ばれたポイントだと信じることにします。
アースイングのポイント
シリンダーブロック純正アース部分

まずは@のシリンダーブロックにあるオリジナルアース部分に3本まとめのハーネスのうち一番長いケーブルを繋ぎます。ちょうどオルタネータの取付け部分近くになります。
この位置だと点火スパークの強化やオルタネータに近いので発電能力の安定などに効果があるかな?!
純正アースのターミナルがありますのでそこに繋ぐことにしました。接続部分を紙やすりで磨いてから接続します。それから付属の接点復活剤を塗っておきます。

次にAのシリンダーヘッドにある空きボルト穴に付属のボルトにて取り付けます。
ちょうどプラグとプラグの間にボルト穴があるため、これは点火スパーク強化にはベストの位置じゃないかな!?
開いている穴にボルトで取り付けるだけだし、施工空間も広いのでここが一番簡単でした。

シリンダーヘッドの空きボルト穴
@とA接続完了

@とAのアーシングケーブルは、写真のような取付けとなります。プラグコードがありますので上手く綺麗に取り回します。
でもシルバーのアーシングケーブルはあまり目立ちませんね。いかにもアーシングしましたっていう赤や青のケーブルもこのノーマルのエンジンルームには似合わないから丁度いいかも知れませんね。

つづくつづく



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