レーシングカーにはキルスイッチと呼ばれる
緊急時にエンジンを止めるスイッチが付いて
ます。日本語の"切る"ではなく英語の"kill"
らしいです。
１０年ちょっと前、F１レースでマンセルが起こしたキルスイッチ事件は有名ですね。
ノーマルシガライターと付け替えるだけですから簡単なんですがＶＷ車には細いので、すぐ抜けてきます。
仕方ないのでビニールテープを巻いて抜けてこないようにしましたが、間違えて押した場合に戻ってこなくなり危険ですので裏で配線コネクターをはずすことにしました。
ついでにプラグで電源をとれるように３連電源ソケットを取り付けることにしました。
エアコントリム裏には上下に４つずつ小さい爪で引っかかってるだけですので上下左右からドライバーで起こせば簡単に外れます。
ゴルフのダッシュボードは表面は柔らかい素材で覆われていますのでキズはつきにくいと思いますが気をつけてやりましょう。
トリムを外すと４本のネジが、また灰皿を外すと２本のネジが見えます。青い印の部分です。その合計６本のネジを外します。
上の４本はエアコンスイッチ部分と共に留まっています。エアコンスイッチには配線やワイヤーがつながっていますので後ろ側に落ち込んでしまう心配はありませんが、エアコンダイヤルスイッチを持って手前に引っ張りながらやるとネジが外しやすいです。
ダッシュボードセンタースイッチ部分を手前に引き出し作業しやすいようにします。
黒いカバーをはずします。２ヶ所の爪で付いているだけです。中には各配線とコネクターがあります。
カバーを外してシガライターの後ろについているコネクターを外します。これでシガライターには電気が流れませんので安心です。
このコネクター近くから分岐タップを使って３連電源ソケットの電源を取り出します。
分岐タップは本線と支線をいっしょに挟み込んで電源を取ります。電線の皮膜を剥かずにそのまま挟むだけの簡単分岐できます。
今回は写真左上の３連バックソケットを買ってきました。スイッチもあり裏側に電源プラグを３つまで差し込んで電源が取れます。本体から出てる配線を途中で切ってプラグ部分は使いません。
３連電源ソケットを両面テープでステアリング左下に貼り付けました。しかし付属の両面テープはまったく役に立たず、ルーフアンテナを取り付けたときに残っていた超強力両面テープを使いました。
またウッドパネルに使ったシートで表面を貼ってしまいました。
最後にキルスイッチを差し込んで終わりです。
まあ格好だけのお遊びキルスイッチでした。３連電源ソケットを取り付けのが本題になってしまいました。
