INTERIOR(その10)


革巻きステアリング交換


ノーマルステアリング

ノーマルステアリングの握りも悪くはないんだが、やはり革巻きステアリングがほしくて探しました。
一般的にステアリングならモモやナルディやイタルボランテが有名ですね。
しかしエアバックをなしにする訳にはいけないので、コックスやツェンダーのエアバック対応のステアリングが欲しかったのですが中古でもかなり高価ですので断念。
仕方ないのでGTIグレードに装備されている純正の革巻きステアリングを探しました。

警告まずバッテリーのマイナス端子を外し、3分以上待ちます。これはエアバックのバックアップ電源を放電させてエアバックの誤爆を防ぐためです。

エアバックを外しますのでステアリング裏(写真矢印部分)にあるネジを六角棒レンチで緩めます。エアバックにはコードがつながっていますのでソケット部分を手で引っ張って抜くとエアバックが外れます。

エアバック外し
ウインカーレバー横カバー

次にステアリングのセンターナットを外したいところですが、
先に必ずコラムカバーのネジ(矢印部分と反対側にもう1本)
を外してエアバックのコネクターを外しておきましょう。
警告忘れずに外しておかないとステアリングを外すときに強く
引っ張るととんでもないことになってしまいます。

エアバックコード エアバックコード外し

カバーを外すとエアバックの
コードがスポンジに包まれて
ますのでスポンジをずらして
中のコネクターを外します。

もしも、カバー内のエアバックのコードを先に外しておかない
と右の写真のように悲惨なことになりかねません。
こうなると元に戻すのはかなり技術と根気が要ります。 (>_<)

オークションの中には元に戻せなくなり、この部分をはずした状態のステアリングを出品している出品者もいます。
ステアリング裏側の写真で確認・・気をつけましょう!

こうなったら大変!
革巻きステアリング装着

裏のエアバックコードが外せたらステアリングを外します。
赤の注意書きのプレートは、差し込んであるだけなので引っ張ると簡単に取れます。
大きなセンターナットを外せば、ステアリングは取り外しできる訳ですが・・・ステアリングはスプラインのはいったシャフトに差し込まれています。真っ直ぐ上に引っ張ると抜けるはずなのですが、スプラインのために少し抜きにくくなっていますが、左右に動かしながら抜くとやりやすいと思います。

24oソケットレンチ(私はモンキーレンチで代用)を使ってセンターナットを外します。
警告ステアリングのセンターナットをすべて取ってしまわないように2〜3山程ネジ山を少し残してからステアリングを引っ張るようにしましょう。そうでないと力任せに引っ張るとアッパーカウンターを受けることになるかも知れません。ご注意を!

革巻きステアリング装着
革巻きステアリング装着

ステアリングをつけるときに位置をキチット合わせないと直進走行中でもステアリングがまっすぐにならないことがありますので、外すときに印でもつけておくといいかもしれませんね。
ノーマルステアリングが外れたら革巻きのステアリングを逆の手順で装着します。エアバックのコネクターは忘れずに接続しましょう。

真っ直ぐ、革巻きのステアリングを装着できれば出来上がりです。
やはり革巻きは手にしっくりときます。ハンドリングが軽快になった気分です。

警告最後にバッテリー端子を元に戻し、エンジンをかけてライトスイッチ横のエアバックのインジケーターのランプが一度ついてから消えることを確認しておきましょう。万が一の時にエアバックが作動しないと大変なことになりますから。

革巻きステアリング装着


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